こちらの記事では、GoogleAdSense (グーグルアドセンス)におけるクリック単価(CPC)が低い時の原因や見直すポイント、CPCを上げるためにする対策方法を記載しています。
Googleアドセンスのクリック単価
クリック単価は操作できない
Google公式が述べている通り、Googleアドセンスのクリック単価はブログ・サイト側ではコントロールができません。
Googleアドセンスのクリック単価反映
「Googleアドセンス」のクリック単価を上げる対策を取ったとしても、反映には1週間程かかります。
その為、Googleアドセンスが上がったり下がった場合は、対策前の状態に戻して改善作業を行う必要があります。
Googleアドセンスのクリック単価の平均は?
Googleアドセンスのクリック単価平均値
Googleアドセンスのクリック単価 (CPC)平均値は「10円~30円」程です。
ブログのジャンルにもよりますが、10円を下回っている場合は下記で紹介しているクリック単価を上げる対策を取ってみてください。
Googleアドセンスのクリック単価を上げる方法
クリック単価の高いジャンル一覧
※横スクロール
金融 | キャッシング | カードローン | クレジットカード |
保険 | 医療保険 | 生命保険 | がん保険 |
火災保険 | 自動車保険 | 保険相談 | |
投資 | 不動産 | 株式 | FX |
法律 | 法律相談 | 離婚相談 | 遺産相続 |
教育 | 資格 | 留学 | 英会話 |
スクール | 予備校 | 外国語 | |
仕事 | 転職 | 就職 | 派遣 |
恋愛 | 結婚式 | 婚活 | 結婚相談 |
お見合い | 出会い系 | ||
健康 | サプリメント | 健康食品 | 視力矯正 |
インプラント | 器具 | ||
美容 | 美容整形 | 薄毛 | 脱毛 |
エステ | バストアップ | ニキビ | |
化粧品 | ダイエット | ||
その他 | 電話回線 | 中古車査定 | 冠婚葬祭 |
まず始めに、執筆する記事のジャンルによってGoogleアドセンスのクリック単価が大きく変わります。
これからブログを作る方は、事前にしっかりとジャンル選定をして始めましょう。
▼注意点
クリック単価の高いジャンルは、企業やプロライターが既にひしめき合っており、ライバルに勝つのは難しいです。
その為、プロ並の専門知識やライティングスキルが求められます。
ジャンルに沿ったキーワード選定をする
「Google広告 (Google Ads)」のキーワードプランナーで、クリック単価の高いキーワードを探し、単価の高い記事を書く対策方法もあります。
Google広告のクリック単価はGoogleアドセンスのクリック単価ではありませんが、どのようなキーワードが選ばれているのか参考になります。
▼キーワード検索手順1
「Google広告 (Google Ads)」のキーワードプランナーにログイン後、「新しいキーワードを見つける」の欄に調べたいキーワードを入力しましょう。
今回は「クレジットカード」で検索してみました。
▼キーワード検索手順2
上記でキーワードを検索した後は、ベージ上部のタブ欄に単価が表示されているので、関連するキーワードを選定してブログ内に入れてみましょう。
Googleアドセンスのクリック単価の高い季節
クリック単価の高い季節一覧
Googleアドセンスのクリック単価は、「3月・6月・9月・12月」に高くなる傾向にあります。
その理由としては、広告企業主が四半期決算に広告予算を使い切るからです。
上記のクリック単価が高くなる季節に合わせて、日本各地の行事ネタや地域ごとの必需品などをまとめると良いかもしれません。
Googleアドセンスのクリック単価が低い月
クリック単価が低い月一覧
Googleアドセンスのクリック単価は「3月・6月・9月・12月」が高くなりますが、その翌月の「4月・7月・10月・1月」はクリック単価が低くなる傾向があります。
誤クリックしない広告配置にする
Smart pricing (スマートプライシング)
クリックされやすい場所に広告配置を行いすぎると、クリック単価が下がる可能性があります。
Googleアドセンス広告には、「Smart pricing (スマートプライシング)」と呼ばれる機能があり、成果につながらないクリックや誤クリック誘導などの多いブログはクリック単価が低く設定されてしまいます。
パソコン表示でサイズの大きい広告を使う
サイズの大きい広告がおすすめ
Googleアドセンスの広告は、サイズが大きいほど「クリック単価・クリック率」が高い傾向にあります。
スマホでは変化はありませんが、PC画面のヘッダーやサイドバーなどに大きいサイズの広告を載せるのがおすすめです。
レスポンシブデザイン広告にする
固定サイズ→レスポンシブ
広告サイズには、固定サイズとレスポンシブサイズがあり、スマホやPCサイズに合わせて自動で広告ユニットの幅などを変える効果があります。
それだけでなく固定サイズの広告ユニットは、レスポンシブ広告ユニットに比べて広告配信数が少ないので、クリック単価が低くなる可能性があります。
インフィードや記事内広告のネイティブ広告
サイトに合わせて関連コンテンツ表示
広告には、「ディスプレイ広告・インフィード広告・記事内広告・Multiplex広告」があります。
多くの方はディスプレイ広告を多様しているかと思いますが、インフィード広告や記事内広告などのネイティブ広告を入れることで、コンテンツ内に自然に溶け込むように表示されます。
Amazonと楽天の広告をブロックする
クリック単価が低い
「Amazon」と「楽天」の広告は、クリック単価が低いので稼ぐには効率が悪いため、必要がなければブロックしておくのを推奨します。
▼広告ブロックの手順
- Googleアドセンスにログイン
- ブロックのコントロール
- 全てのサイト
- 広告主のURL
- ブロックする広告URLの登録
- 許可済みをブロック済みに変更する
Amazon
https://www.amazon.co.jp/
楽天
https://www.rakuten.co.jp/
ブロックした広告を再確認する
余計なブロックを見直す
Googleアドセンスの管理画面で、広告のブロックを行ったことがある方は、以前ブロックした広告の見直しを行いましょう。
ブロックした広告が多いほど広告数が減るので、クリック単価の高い広告などをブロックしている可能性があります。
クリック単価が1円になる原因と対策
クリック単価が1円になる原因
- インプレッション単価
- 無効なクリック
「Googleアドセンス」のクリック単価が1円になるのは、上記が主な原因です。
▼インプレッション単価
- クリック単価 (CPC)
- インプレッション単価 (CPM)
- アクティブビューのインプレッション単価 (アクティブ ビューCPM)
- エンゲージメント単価 (CPE)
上記の「インプレッション単価」とは、表示回数が1,000回に対する単価です。
入札単価タイプによって収益が1円と計上される場合がありますが「インプレッション単価」の場合は気にする必要はありません。
▼無効なクリック
- 自己クリック
- 不正なクリック
- 誤クリック
無効なクリックを行うと、単価が1円となる可能性があります。
自己クリックは、自分が意図してクリックすると発生しやすいので注意しましょう。
また、不正なクリックは防ぎようがありませんが、誤クリックは広告配置場所を修正することで回避できます。